沖縄県石垣島で1955年から泡盛を造る八重泉酒造は
泡盛の頂点を目指す熟成古酒シリーズ「ZAKIMI」を発表しました。

８年、10年、30年と、石垣島という南国の風土で熟成させた泡盛は、
独特の荒々しさや力強さに加え、
甘みと香味、そしてまろやかさを備えた極上の酒へと変貌を遂げました。

また、30年古酒「台風」は、度数を調整する仕上げの割り水に
石垣島の風土と切り離せない台風の雨水を浄化して用いています。
いわば、みそぎの儀式のようなものですが、
海水を循環させ、海と島の生態系を保つうえで欠かせない台風を
身中に取り込むというストーリーを内包させています。
長い年月の中で、無数に通りすぎる台風を子守唄に眠り続けた泡盛が、
まさに今、台風とともに眠りから覚め、頂点をうかがう酒になりました。

バーの魅力は世界のめくるめく縮図であること。
スコットランドも、カリブ海も、厳寒の北欧も
輝くスピリッツとしてグラスに注がれます。
その中に、南国八重山の泡盛古酒を加えてみませんか。
ワールドトラベラーへ、台風が醸す一杯を。

八重泉酒造　代表取締役社長　座喜味盛行